月: 2023年10月

  • YAMAHA RTX810でNATするときのコンフィグの癖

    家のブロードバントルータがスタティック切れないからNAT変換して監視できるようにしたけど躓いたからメモ

    やりたいこと:1対1の静的NAT

    それなのに、RTX810固有なのか知らないけど「nat descriptor address outer xx.xx.xx.xx」「nat descriptor address inner xx.xx.xx.xx」コマンドに癖があって躓いた。

    outer/innerコマンド自体は動的NATの為のコマンドみたいなんだけど動的NATしないから最初入れなかった。それだと静的NATすら発動しなかった。

    だからAA.AA.AA.AA/24のような感じでセグメント丸ごといれてた。そのうえで個別に「nat descriptor static」のコマンドを入れていた。

    結果、nat descriptor staticを入れたアドレスは静的変換されて、その他のアドレスはRTX810自身が持っているインターフェースのアドレスすらも全部動的NATで変換された。

    イメージとしてはトレースルート打つとルータのインターフェースのアドレスすらNATプールから払い出されるから、都度経路が変わっているように見える感じ。

    ###おすすめしないコンフィグ。これだと/24全部プールから適当に払い出されたアドレスに変換される
    nat descriptor address outer 1 222.222.222.0/24
    nat descriptor address inner 1 111.111.111.0/24

    「show nat descriptor address」で確認可能で「auto」という文言があれば動的NATみたい。なので、静的NATしたいだけの場合、混乱を招かない方法としてはルータ自身のアドレスだけ1:1として登録。あとは適当にざっくりNATすればいいと思う

    正しいコンフィグのさんぷる。ルータのインターフェースのアドレスが動的にNATされても混乱するから、ここまでは必須と思っていいと思う。

    ip lan1 address 111.111.111.200/24
    ip lan1 nat descriptor 2
    ip lan2 address 222.222.222.200/24
    ip lan2 nat descriptor 1


    nat descriptor type 1 nat
    nat descriptor address outer 1 222.222.222.200
    nat descriptor address inner 1 111.111.111.200

    #####ここに好きにNAT入れる


    nat descriptor static 1 200 222.222.222.200=111.111.111.200 1

    nat descriptor type 2 nat
    nat descriptor address outer 2 111.111.111.200
    nat descriptor address inner 2 222.222.222.200

    ######ここに好きにNAT入れる

    nat descriptor static 2 200 111.111.111.200=222.222.222.200 1

    逆方向は書くかは自由

  • windowsでルーティングする時

    windowsにNICが二つ以上あればルーティングできるのは当然だけど、いろんなサイトがいろんなことかいてあるからメモ

    手順としては2つ+1つ

    ①「Routing and Remote Access」のサービスを起動する

    ②スタティックルートを追加する(ルータ化したwindowsパソコン)

    >route add -4 192.168.AAA.AAA mask 255.255.255.0 192.168.AAA.BBB -p

    ③スタティックルートを追加する(ルータ化したPC配下のクライアント)

     >route add -4 192.168.AAA.AAA mask 255.255.255.0 192.168.CCC.CCC -p